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絵本「ぼくのポーポがこいをした」発売


本屋さんでも取り扱いがはじまり置いていますが

今の時期ですので、ネットでも購入可能です!!

本当にいい絵本、なので、、

お話読んだ後の余韻がすごいですので、、

よろしくお願いします!!!


今回、絵本の絵を描くことが

ほぼはじめてだったので、慣れないラフから始まり

絵と気持ちが緊張とともに上手く描こうとしすぎて

描くのがしんどくなったりしないだろうかと

うれしい反面、できるかちょっと心配でした。


それが全然、、というかむしろ私のライフワークとなり(笑

時間をかけてすこしづつ、すこしづつ筆を進め

計画を立てて描く、そんな日々の時間もたまらなく楽しく

(もちろんうまくいかなくて、書き直したり破ったりもしましたが笑)

描き終わる頃には

もうポーポ描けないのか〜終わって完成したくないな〜と

とても寂しい気持ちになりました。


ずっとこういう気持ちになれていたのは

間違いなく、岩崎書店編集者の堀内日出登巳さんのおかげでもあり

的確なアドバイスもきちんとありつつ

全面的に描く自由はおまかせしてくれるという

編集者スタンスがあったからだと。

絶妙な、いい具合の野放しに感謝しています(笑)


あと初絵本が作者の村田沙耶香さんでよかった!とも。

製作中も原画を見てもらった後も

絵を好いてくれる気持ちをありのままの言葉でくれる優しい方でした。

小説と同じく、絵本のお話でも私自身

普段の生活で「ぼく」のような気持ちになることがあるんじゃないかと

投げかけられたようで、すごく考えさせられもしました。

「恋はへんなんだよ、へんになるのが恋なんだから」

という言葉が大好きです。


編者の瀧井朝世さんからの感想の言葉にも自信をいただけましたし

アイディアあるデザインの名久井さんとプリンティングディレクターの池浦さん

このお二人にもきっと、色の仕上がりのほうできっととことん

最後まで粘っていただいたんだなと。。できあがった絵本をみてそう思いました。


絵本が描けた〜という仕事の喜びもありますし、

それ以上に、素敵な人の縁に恵まれたな〜

…いうのが個人的に一番の収穫だったと思います。


「恋はへんなんだよ、へんになるのか恋なんだから」と人に寄り添い、

恋という未知の気持ちを応援してくれるような

この「ぼくのポーポがこいをした」絵本が

どんどん広まりますように!!!


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