マトリョーシカ展終了と画材の話



新宿伊勢丹アートフレームでのグループ展、終了しました。

予定が心配でしたが、無事展示できて良かったです。ありがとうございました!

ぬいぐるみも優しい方の元に行ったのでほっとひと安心^^


話は変わりお知らせでもなく

つらつらと、やっと見つけた!と思えた画材のお話。

今回ギャラリー3に作品追加した1点

最近見つけた画材のウッドバーニングで描いています。


私はずっと自分にしっくり合う画材を探し求めていて

それが歯医者と美容院以上に見つからないという

「画材ジプシー」。。


手描きの熱が一度冷めたような質感が好きで

大学で版画もしていましたが

一人で揃えるには難しい環境がいること

版になる、刷る、仕上げまでの工程が何日もいること

せっかちな自分にはそこが向いていなかったのと

何より技術をつけるための自分の腕が足りなさすぎた(笑


いま原画でアクリルガッシュと筆、コラージュで描いていますが

筆で仕上げるのがもともとは苦手でした。

塗り込んでいくと、偶然が拾えなくなっていく筆。。

そしてにごっていく、ビビットな色。。

なのでいまだに一枚できるのに失敗しては破り、、も多いのですが

それを偶然にコラージュすることで必然になるような

ひとやまを越えて、納得できた絵が多く。

生みの苦しみは激しいですが、それが楽しいのでやっています。

時々フォトショップを使うのは

展示ではない仕事でやりとりしやすいこともありますが

偶然を拾って描きたい、即結果が見えるから

が理由で、コラージュとほぼ一緒。

ただ、画材ジプシーな気持ちをまだ感じるので

次は日本画の岩絵具あたりに手を出しそうで怖い(笑)


そして最近、たまたま「ウッドバーニング」という技法を知りました。

ベニヤ板を熱で焼き付けて絵を描いていく画材で

いろいろ他の方の作品を見ていると、工芸品の一部で使っていたり

リアルな細部のある写真のような作品も多く

技術を極めれば表現の幅は広がりそうだなと。


ただ私はウッドバーニング特有の

「銅版のドライポイントのようなえぐった線」に

一番グッときました。

「自分に合っている!」と直感で道具購入。

まだ1週間ちょっと、、探りながら描いていますが

自分に合ってるし、ベニヤに塗った色も素敵。。

やっと画材ジプシーから卒業できる(泣)


ウッドバーニングの方の技術はないので

細部まで描き込めないし、ガラッと描く絵のイメージは変わるけど、

出したかった絵の雰囲気に近い気がする。

描く木によって絵の質感も変わりそうで

ベニア板にアクリルガッシュで色、焼き付けて出る

独特な質感がとても素敵。。

思い通りにいかないけど

予測できない偶然が拾えて、画材に助けられている感。

逆に上手くならなくていいのかもしれないです(私の場合笑)


次の展示するときは、ウッドバーニング作品も出したいし

どんどん描こうと思います^^

「偶然が拾える」「描いた結果がすぐ見える」

「冷めたような独特の質感が出る」「線が納得できる」

「私の筆でビビットな色が出せる、保てる」「展示する原画に見応えがある」

全部叶うパーフェクトな画材!

ただそそっかしいので、1週間足らずで指に火傷2回。。注意。