↑中央‥私のぬいぐるみ「さなえ」。左端‥ネコこけし。
ただの近況話になるんですが
ただのこけしファンとしてオンラインの
こけし工人さんのお話し会というのに参加してみました。 みなさん、アートとは何かというお話とか。
こけし工人さんの確かな腕があっても、
お土産感覚とその価格からなかなか抜けられないのも確か。
それを脱却するためには、と考えると確かにアートとは?作品とは?を考える必要はあるのかもしれないのかもなあと思ったりしました。
アートってなんなんだろう。
完全に決めるのは難しいなと(笑
私は結局のところ、美術館の作品もこけしもアートだと思うんだけど‥
生活に実用的なものでもきれいな意図を見つけたり、自己完結な作品でもずるずると引き込まれたり、受け取る人に何か感覚を与えてくれるものはみんなそうかなて。
ただ作るものに対して、その本人が何かの気持ちを持って感じながらものづくりをしてないと、そういうものにはならないだろうとは思う。
伝統を守る気持ちとそこから得た確かな技術を持ちながら、現代でどう伝統を生かすかを模索する職人さんはかっこいいです。
若かりし頃は、真剣に語るのが恥ずかしいし、変な人って思われるかもとためらっていたので人には言わなかったけど。
何重にもある電線とか工事現場で壊されかけてる建物とか、夜店でヨーヨー釣りのきれいなヨーヨーがぷかぷか浮いてるとことか、かぼちゃの断面図とか
自分がこういうのもいいなと思えたのは、アートが好きだったからだと思うんだけど。
でもそう思えるのは、心豊かに感じとれる場所に生まれたからでもあって
例えば戦争してるとこに生まれたら、入り込む隙間ももてなかっただろうな。
もし美術やアートは必要?なんのためにするの?と世の中がそういう傾向に傾いてきたら、なんとなくちょっと怖いよな。
そんなことまでいろいろ考えてしまった‥(笑
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